筋肉は減る、次なる美しさのために
皆さんこんにちは
平家物語の音読を聞きながらブログを書いています
頭狂いそうです
どうも歯科医師トレーニーです
最近福岡伸一さんの本をよく読んでいるのですが(まだ3冊目)
彼の本は何度も読み返したくなるのが特徴で
生物の理を一般の方に向けて面白く書いてあります
その本の中で、「生きるとは何か」について触れている部分がありました
生命体とは自らを“壊す”ことによって進化する。絶え間なく壊し続けて、また作って。体の中を入れ替えることによって全体の恒常性を保つ。エントロピー増大の法則の呪いに追いつかれる前に自らを壊すことで、呪いに逆らい生命として“生きていく”。それが動的平衡である。
簡単にまとめるとこのような趣旨のことが書いてありました
エントロピー増大の法則とは、
秩序あるものは必ず無秩序に向かう、ということなのですが
それに抗っているのが生命です
自然に壊れる前に、自ら壊し作り替える
それが生命です
平家物語の冒頭も有名ですね
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂には滅びぬ、ひとへに風邪の前の塵に同じ。
蝶々もさなぎの殻の中では一度細胞がドロドロに溶けて
そこから美しい蝶々が作られていくものです
筋肉も同じです
日々壊されていくものであり、そこからまた作り上げていくものである
さらなる美しい大きい筋肉のために
とか言うてますけど
最近筋トレが満足にできていなくて身体がしょぼくなっている言い訳を考えていたら
辿り着いた、って話ですねwww
今は筋トレ頻度減って筋肉が細くなっていますが
次なる美しさのためのサナギ状態に過ぎません
ということで仕事に戻ります!!!
皆さんも良い1日を過ごせますように^^
それでは♪