読書感想文『テスカトリポカ 』
皆さんこんにちは
なんと土日お休みでござます
充実させるぞ!
どうも歯科医師トレーニーです
土日休みはめちゃくちゃ嬉しいので、最近できていなかったことやります
ちなみに今朝は
炊事、洗濯、掃除、メダカの水換えまで終わりました
そこで先日読んだ「テスカトリポカ」について書きたくなりました
テスカトリポカ
出版社:角川文庫
著者:佐藤究
値段:2310円
ストーリー:メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。
前から書店で気になっていたのですが、値段的にも手に取れずに眺めていただけだったのですが、文庫漁りのためにブックオフに行った際に1400円で売られていたので迷わず手に取りました
そして3日ぐらいかけて夢中で読みました
端的に言うと、かなり面白いです!!
そして読みやすい!!
・星
★★★★★
・読み心地
登場人物が複数いて、それぞれの視点から物語が進行するので、頻繁に話しが飛ぶのかと思いましたが、そんなことはありませんでした
読者のことを考えて書かれているのかな、と思います
・読み応え
かなり暴力的な表現があるので、そのような表現が苦手という方にとっては辛いかもしれません
私はジワッと背中や脇に汗をかきながらゾクゾクしながら読みました笑
・結末
読み進めていくうちに、結末はどうなるだろう、と展開を色々と想像していましたが、最終的にはハッピーエンドだったと思います
個人的にはそうなるといいな、と思っていた終わり方をしてくれました
もちろん登場人物は沢山死にます笑
個人的にはかなりお気に入りの1冊になりました
そもそもテスカトリポカ、という存在も全く知りませんでした
アステカ文明の神の1柱なのですが、自分が全く知らないアステカの話も知ることができました
恥ずかしながら「インカ・マヤ・アステカ文明」が混合していましたが、これをきっかけに調べて自分の中で少し整理できました(えぇ、世界史の点数は酷かったですwww)
この本の中には沢山の悪人が出てきます
しかし、それぞれの悪人によって正義や、善が違っていて
それぞれが葛藤したり、恐怖したり、争ったり
お互いの感情や思い、欲望が交錯するのが非常に面白いです
超オススメの1作なので、ぜひ時間のある方、興味ある方は読んでみてください!!!
今はまた別の面白い本読んでいるので、読了したらまた紹介したいと思います
筋トレは午後に行きます^^
それでは皆さん良い週末を!
お互い充実させていきましょう!
それでは^^