垂直跳び、みんなどれぐらい飛べる？

みなさんこんにちは

絶賛ジム自粛中の歯科医師トレーニーでございます

前回のブログでも言った通り、ジムに行かないことで逆に時間ができて本読んだり勉強したり、今まで後回しにしていたことに没頭できています

その中でも最近特に読み込んでいるのがMark Rippetoe著の「スターティングストレングス」です

スターティング　ストレングス　第3版 Basic Barbell Training [ Mark Rippetoe ]

すごく前のブログでこれのスクワットについて書いたと思います

この本ではBig３を中心にフォームはもちろんのこと、筋肉や関節の動き、筋トレに対する考え方をベースになぜそのフォームでやるべきなのかの解説など、著者の熱い気持ちが沢山込められた大変良いものです

一般的な筋トレの本に比べてBig３について特に熱く語っており、スクワットの解説だけでP７〜P６６まであります

そしてこのスクワットの項を読んでからフォームで迷うことはなくなりましたし、重量も順調に伸びているように感じます

何事においても自分の基礎となる本は必要だな、と思いました

そして、今回はこのBig３についてではなく、「パワー」について読んで垂直跳びについて知らなかったことを知ったので語ります

あまり面白くないと思いますが、、、完全に自分のまとめ用に書かせてくださいませ

そもそも「パワー」とは

ある物体に力を加えて一定の時間あたりにどれだけ移動させたか、ということです

（FD）/T＝P   F:力　D:距離　T：時間　P：パワー

ただ物理が嫌いで生物選択した私としてはイマイチピンとこないので、

シンプルに

パワーとは、爆発的に力を出すこと、素早く筋力を発揮知ることと捉えます

大事なポイントは、

筋力があれば重たいウェイトを動かすことができますが、パワーがあるとそのウェイトをより素早く動かすことができる、ということです

筋力＝パワーと考えていた私は間違っていたようです

そこにはスピードも関わってきます

筋力にスピードが乗っかったものがパワーですので、パワーは筋力に依存していますので、筋力は必須のものです

そしてそのパワーを測定するために有効なテストが「垂直跳び」だそうです

垂直跳びは素早く力を出して自分の体重を加速させる能力を直接測ることができて、生まれ持った素質を推し量ることができるから、だそうです

垂直跳びの成績からスポーツパフォーマンスが推測できるそうです

＜MIZUNO公式HPより＞

仮に私に１００の絶対的筋力があるとして、そのうちどれぐらいを爆発的筋力として使えるのか、３０ぐらいか、はたまた８０ぐらいなのか

その比率はトレーニングと遺伝的特性によって変わってきますが、その比率を知るのに垂直跳びの成績が手掛かりになる、ということです

トレーニングによってこの比率をあげることはできますが、どこまで向上するかは遺伝的要因によって決まります

上の表を見ていただけると分かる通り、短距離走のような爆発的な力を必要とする競技の方は垂直跳びも高く飛べますね、ラグビーのように持続的に筋力が必要な競技の方は短距離に比べると低めです

ポジションによっても違うでしょうが、あくまでも平均値では、

そしてこの遺伝的要因の１つとして筋肉の比率というものもみなさん聞いたことがあるかもしれません

速筋と遅筋ですね

人は生まれながらにして速筋（白筋）繊維と遅筋（赤筋）繊維の割合が異なります

速筋とはその名の通り、瞬発的な力を引き出すことが得意で、遅筋は持久力を引き出すことが得意です

そしてそのバランスによって人には向き不向きがあります

＜MIZUNO公式HPより＞

速筋が多い短距離走の選手は垂直跳びも高く飛べるので、絶対筋力のうちで爆発的筋力を使う力に長けているのでしょう

なので以上の性質から１RM（最大挙上重量）の割にrep数を上げられない人もいればrep数から換算すれば上げられるはずの重量を上げることができない人もいるのでしょう

例えばベンチプレス換算で、85kgを7reps上げることが出来ると100kgを１回上げることができます

私はベンチプレスで100kgを１回上げることができますが、85kgを7repsは不可能です

もちろん換算表が全てではないという声もあるでしょうが、人にはその人なりの性質があるのだと思います

ちなみに私の垂直跳びはいくらだろう、と思いすぐにアプリをダウンロードし、職場の非常階段で測定してみました

ストレッチも何もせず、仕事着で測定したというハンデを言い訳にさせてくださいw

一般成人よりは高く跳ぶことができましたw

興味のある方はぜひ自分の垂直跳びを測定してみて、自分がどのぐらいの爆発的筋力があるか調べてみてはいかがでしょうか^^

ちなみにアプリは「Quality」というのを使ってみました、無料でした

sports-quality.com

ジムに行かないとこんな雑談ブログみたいになってしまいます

しかし、こんなことを知れたのもいいキッカケになりました

今日もいい1日でした

研究に戻ります

それではまた徒然なるままに色々書いていきたいと思います♪