歯科医師トレーニングブログ

日々のトレーニングについて徒然していく

映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」を自分に重ね合わせて

皆さんこんにちは

 

ずいぶん寒くなったけど体調崩していませんか?

どうも歯科医師トレーニーです

 

本日はトレーニングと関係ないお話で恐縮です

 

私は前から伊藤沙莉さんが好きでして、

 

劇場とNetflixで11月5日から公開された

『ボクたちはみんな大人になれなかった』

をみました

 

 

観るときはスマホをオフにして、飲み物を準備して、パソコンで全集中して観ました

 

 

〜公式サイト〜

www.bokutachiha.jp

 

youtube予告


www.youtube.com

 

〜ストーリー〜

f:id:LUCKYboy:20211109123206p:plain

公式HPより

 

 

原作は燃え殻(もえがら)さんのデビュー作である『ボクたちはみんな大人になれなかった』です

燃え殻さんの存在は毎週読んでいる週刊新潮の連載で知っていました

本の存在も知っていましたが、悪い評判を見かけたことがあったのでなんとなく敬遠していました

なので、原作は読まずに映画を見た感じです

 

 

 

ストーリーを超簡単に言うと、

 

40代独身の男性が昔の友人と出会ったことをきっかけに過去の恋愛などを思い出すエモ映画

 

って感じです

 

懐かしいものがたくさん出てきて、「あーこんなんあったな〜」とか思いつつ

伊藤沙莉さんの裸なんかも出てきて、「お、マジかよ」となりつつ

最後は、「え、結局何やったん、この映画?」

となりました

 

 

そこから2日ぐらいずっと内容を思い出しながら考えていましたが

なんとなく、まとめたくてブログを書きました

 

ネタバレに少しなるので、観る予定がある人は

私のくだらない思い出にまで飛んでもらっても結構です

 

 

 

 

 

 

伊藤沙莉演じる「かおり」は主人公の「佐藤」の初めての恋人で

特に取り柄のない佐藤にとっては刺激の多い女の子でした

映画や音楽、ファッションに流行り物、考え方、など「普通」を嫌うかおりから佐藤は色々と刺激をもらいます

付き合っていく中で佐藤はかおりにどんどん影響を受け、「自分よりも好きな人」と思うようになっていきます

 

が、

 

かおりは突然佐藤の前からいなくなります

 

なぜかおりが突然いなくなったのか

映画を観ているときはわかりませんでした

 

個人的な結論は

「特別でいることに疲れた」

のではないでしょうか

 

 

映画の中でも触れられるように

「普通」を嫌っていたかおり自身が「普通」だったのです

 

かおりは自分が普通の女の子であることを自覚していたけど

自分よりもっと何もない佐藤に対しては「特別」でいることができて、

そして自分の影響をガンガン受けてくれる佐藤

 

「佐藤にとってかおりは特別で、かおりにとっても佐藤は特別だった」

 

しかし、与えるだけの立場に対して徐々に特別感を感じなくなってきて

その時に別の男性に出会い、佐藤からは離れていってしまったのでしょう

 

「佐藤にとってかおりはまだ特別だが、かおりにとって佐藤はもう特別ではない」

 

そんなところでしょうか

 

最終的にですが、

結局はかおりは結婚して子供を持ち、いわゆる普通の家庭を持ちます

ではそれがかおりにとって普通か、と言われると

そうではなくて

 

誰にとっても自分の人生が「特別」なのでしょう

 

 

人によって「普通」という価値観は異なっていて、

 

多人種の血が混じって、数カ国語が話せる風俗業のモデルのような容姿の女の子が「普通が一番だよ」って言ったり、

 

取り立てて美人じゃないけど、幸せな家庭を目指してセオリー通りに親と顔合わせして、結婚を予定している彼女に対して、佐藤が「それって普通じゃね」って言ったり、

 

最終的に一般的には普通じゃない40代の佐藤が、かおりの「普通の家庭」をSNSでたまたま見かけた時に「普通じゃん、、、」って呟いたり

 

人によって「普通」という枠は異なっていて、それぞれの人生が「特別」なのです

それを理解することが「大人」なのかもしれません

 

改めて「普通ってなんだろう」と思えた映画でした

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

と、映画の感想はここまで

実は映画を観て一番考えに浸ったのは

「私もおんなじような恋愛経験をした」ということです

 

そして、自分に重ね合わせてしまい胸が苦しくなりました

 

 

大学生の時に2年ほど付き合った彼女ですが

以下スペック

 

・東京住み

・親金持ち

・バンドのボーカル

・海外留学経験あり、英語堪能

・可愛い

・友達多い

・喫煙者

パチ屋でバイト

・原宿系

・髪色ガンガン変える

・お酒強い

 

みたいな子と遠距離恋愛していたことがあります

 

 

付き合った当初は、私にとって「普通」じゃなくて

輝いて見えました(今考えたらとんでもないですが)

地方で大学生をしていた色気のない「普通」の生活をしていた私は

こんな子が自分と付き合ってくれるのか!と興奮していたことを覚えています

 

一緒にいると全然知らない世界を教えてくれるし

経験したことがないことを経験できるし

私の人生に多大な影響を与えてくれました

 

しかし、今回の映画と同じですが

私に多大な影響を与えられることに、彼女は快感を感じていたようです

その証拠に、彼女の口癖が

「あなたは私のおかげで〇〇だからね」でした

 

その後、恋愛関係は続きましたが、2年ほどした頃に彼女が浮気をして呆気なく別れました

 

私の場合は佐藤と違って、付き合っている途中で気付いたのですが

「特別」と思っていた彼女も根っこは「普通」の女の子でした

 

目立ちたいから、私に影響を与えたいから

と「特別」感を演じていたのでしょう

 

なので浮気された時も「まぁ、仕方ないか」という感覚でした

 

 

 

 

しかし、

過去に付き合った女の子の中でダントツで私に影響を与え、私の思い出に強烈に残っているのは結局彼女です

映画の主人公と全く同じ感覚です

 

 

非常に面白い

 

 

ちなみに!!!

最終的にその彼女は

 

普通の男性と結婚して、普通の仕事をして、

私よりも先に結婚して

SNSに自分の子供の写真を載せるような

「普通」の女の子になってましたけどね

 

 

映画と重なってしまう、、、

 

 

 

今回の映画は40代男性が過去の恋愛の思い出に浸る、という内容ですが

私も久々に彼女のことを思い出してなんともエモい感情に浸れました

男は過去の恋愛をファイリングする、とはよく言ったもので

久々にファイルを取り出して色々と思い出しました

 

 

そんなきっかけになった良い映画でした

 

 

皆さんも忘れられない恋愛などはありますか?

なんとも小っ恥ずかしい話になりましたが、今回は

『ボクたちはみんな大人になれなかった』という映画の紹介と感想でした

Netflixに加入している方はもちろん無料で観ることができるので是非観てみてください

 

 

さて、話が長くなりましたが

今日は筋トレに行けそうです

頑張ります!!

 

 

それでは^^