責難は成事にあらず
皆さんこんばんは
華金ですね!
明日は1週間ぶりのジムトレですよ!
どうも歯科医師トレーニーです
以前紹介した「十二国記」シリーズを読んでいたところ
「責難は成事にあらず」
という言葉を度々思い出すのでブログにしました
「せきなんはせいじにあらず」と読みます
本文の言葉を引用して説明するならば
「人を責め、非難することは、何かをなすことではない」
「責難するは容易い、けれどもそれは何かを正すことではない」
「責めるのは容易い。非難することは誰にでもできることです。でも、ただ責めるだけで正しい道を教えてあげられないのなら、それは何もうまない。正すことは、何かを成すことだけど、避難することは何かを成すことじゃない。」
人を非難をすることは簡単です
しかし、非難することだけでは何も成し遂げることはできません
人を非難したり、批判したりするときは自分の立ち振る舞いも省みないといけません
メディアや野党などは政府批判一辺倒なイメージがありますが、今の政府のダメなところばかりを責めることは簡単です
誰でもできます
政策が良かったか、悪かったか
結果が出ている政策や方法論を批判するのは簡単です
そして反政権を訴えていればいいのでしょうか
印象と感情だけで話をしても何も先には進みません
事実をもとに是々非々で議論し、より良い道を探すことが何よりも重要だと感じます
これは何も政治にのみ関連した話ではなく、日常的にも感じることです
仕事をしていても教育をしていても、人の批判ばかりする人がいます
批判する相手のことを嫌いで批判しているならまだ救いようがありますが、ただただ批判して指導はしない方を見ていると、いつもこの言葉「責難は成事にあらず」が頭に浮かびます
自分のことを省みてみると、今の職場の批判、学校の批判、バイト先の批判、妻の批判、していないだろうか
「もっとこうすれば研修医が入ってくるのに」とか「こういう態度取るなんてひどいな」とか「うまく教育できてないじゃん」とか、心の中で批判が生まれてくることが多々ありますが、果たして自分がそれに対して自分なりの答えを持っているのか
結局諦めて気にしないようにしているんじゃないか
メディアや野党の批判をするのは簡単ですが、自分の同じ穴のムジナになっていないか
自分の態度ををよくよく見直す必要があります
しかし、ここで大事なのは「批判=悪」ではありません
初めから立ち位置を決めて批判することが良くない、ということで
良く勉強し、知ることによって正しいのか正しくないのかを自分の頭で考えて吟味し判断した上で批判するのならば問題ありません
声を上げることは大事です
そして私は常にそうありたいと思います
と、十二国記シリーズの「華胥の幽夢」から、
最近思っていることまでを徒然なるままに書いてしまいました
筋トレとは関係ない話になってしまいましたね笑
明日はジムトレ!
頑張ってきます^^
皆さんも良い週末をお過ごしください!!